数の石垣[導入・2段の石垣(1~9使用)]

「数の石垣」づくりのルールを説明した。
スライドを用いて、石垣を下段から1つずつ積む操作を視覚的に見せた。
口頭説明を少なくし、石垣づくりの手順を何度か示した。
上段の数が、下段2つの和であることを理解させた。

理解した内容(上記)が実行できるように導いた。
児童に1~9の数字が書かれた石垣の模型を渡した。
児童2人に1セットずつ渡した。ペアで活動させた。
これらを用いて2段の石垣を作らせた。
ペアで話し合いながら、操作を交代で行わせた。
完成した石垣はシートに記録させた。
この活動を20分程度行い、全員がルールを理解し、正しく操作できることを確認した。
ちなみに2段の石垣(1~9使用)は32種類つくることができる。
s-DSC05270    s-DSC05264

操作活動を止めさせ、各児童が作成した石垣の2段目(上段)に注目させた。
まず、「2段目には、どの数字が一番たくさんありましたか?」と尋ね、9であることを確かめた。
児童の発表を元に2段目が9になる石垣を黒板に板書した。(全部で8つ)
s-2
そして、「2段目が9になる石垣は8つあります。この8つを見て、分かること・気がつくこと・思うことはありませんか?」と尋ね発表をさせた。
児童は「1から8までの数は2回ずつ使われていること」「1と8、8と1の様に1段目の右左が入れ替わった石垣があること」などに着目した。