書き順を学ぶため教材の工夫
書き順通りに6回書くことができる。
プロンプト・フェイディングになっている。
漢字指導
光村3年生の国語教科書は、新出漢字が一学期89文字、二学期82文字、三学期29文字。
本年度の授業日数は、一学期70日、二学期75日、三学期51日。
○新出漢字数÷授業日数
1学期 1.2文字
2学期 1.0文字
3学期 0.5文字
授業可能日数は、授業日数より少ない。
そのため、1日2字以上指導されることが多いと思う。
●教科研修のテーマ
□小の子どもたちに確かな学力を
~基礎的基本的な知識・技能の定着を図る指導の工夫と改善~
○学級の実態
①漢字習得率の低さ (2年生の漢字に関して)
②書字の丁寧さの不足(一画一画を丁寧に書かない)
○個人研修のテーマ
漢字(書き取り)の定着を図る指導の工夫と改善
○指導目標
3年生配当の漢字を 1学期末までに おおむね書けるようにさせる。
〈3年生配当の漢字〉とは、「小学校学習指導要領」に示されている200字。
〈1学期末までに〉とは、7月18日(木)の3時間目まで。
〈おおむね書ける〉とは、全員が180字以上を正しく書ける状態を意味する。
○目標達成のための手立て
(1)漢字習得に特化した教材を使う。
→市販教材(漢字練習帳・漢字ドリル)を使わない。
(2)指導法と教材を連係させる。
→指導法に準拠した教材を使う。
(3)指導法と練習法の手順を同一にする。
→漢字習得の練習システムを教える。
(4)練習法をはっきりと示す。
→何をどの様にいくつやるのか?練習システムをはっきりさせる。
(5)目標を一致させる。
→〈教師の指導目標〉と〈児童の学習めあて〉の一致
(6)新出漢字にきちんと出会わせる。
→初段階での指なぞりの徹底
(7)感覚を動員して練習させる。
→〔画数を言いながら手本を指でなぞること〕等
(8)正誤すぐにフィードバックする。
→間違えたら、すぐに手本を見て書き直す。
(9)たくさんなぞらせる。
→正しい形で書き慣れさせる。
(10)小テストをしない。
→漢字が苦手な子をがっかり&うんざりさせない工夫。