漢字指導の授業公開プラン(指導案β)

●教科研修のテーマ
□小の子どもたちに確かな学力を
~基礎的基本的な知識・技能の定着を図る指導の工夫と改善~

○学級の実態
①漢字習得率の低さ (2年生の漢字に関して)
②書字の丁寧さの不足(一画一画を丁寧に書かない)

○個人研修のテーマ
漢字(書き取り)の定着を図る指導の工夫と改善

○指導目標
3年生配当の漢字を 1学期末までに おおむね書けるようにさせる。

〈3年生配当の漢字〉とは、「小学校学習指導要領」に示されている200字。
〈1学期末までに〉とは、7月18日(木)の3時間目まで。
〈おおむね書ける〉とは、全員が180字以上を正しく書ける状態を意味する。

○目標達成のための手立て
(1)漢字習得に特化した教材を使う。
  →市販教材(漢字練習帳・漢字ドリル)を使わない。
(2)指導法と教材を連係させる。
  →指導法に準拠した教材を使う。
(3)指導法と練習法の手順を同一にする。
  →漢字習得の練習システムを教える。
(4)練習法をはっきりと示す。
  →何をどの様にいくつやるのか?練習システムをはっきりさせる。
(5)目標を一致させる。
  →〈教師の指導目標〉と〈児童の学習めあて〉の一致
(6)新出漢字にきちんと出会わせる。
  →初段階での指なぞりの徹底
(7)感覚を動員して練習させる。
  →〔画数を言いながら手本を指でなぞること〕等
(8)正誤すぐにフィードバックする。
  →間違えたら、すぐに手本を見て書き直す。
(9)たくさんなぞらせる。
  →正しい形で書き慣れさせる。
(10)小テストをしない。
  →漢字が苦手な子をがっかり&うんざりさせない工夫。